この画像は1919年にホルト工場の前で撮られた日本の将校
3人との記念写真で、装甲トラクターが一緒に写っています。
イギリスのポンコツ戦車を買った頃と同時期に、アメリカで
ホルトも見て来てたんですね。非装甲のホルト・サーティ・
トラクターを買ったのはこの時かも。
内部も緑色(アオガエル色)に塗られているが、戦後クビンカで内部まで再塗装したとは思えないのでオリジナルの塗装と思われる。
終戦後数年間警視庁で装甲車という名目で使用されていた。 写真を見てお判りのように砲塔と天板が外されオープントップとなっている。
車体は九七式中戦車初期型を使用している。
撮影は1980頃の夏休みだったと思います。北海道の恵庭で自衛隊初の機甲師団が創設された時の記念式典にて、です。 雨模様だったのですが、74戦車30台ほどによるドリル(群舞)とか、チョット変な(初の、ということで力が入っていたのでしょうが、空自のブルーの向こうをはったのかもしれません)式典でした。 家にあったカメラを持ち出し、ストロボもなしで撮ったため、あまりよいものではありませんが、キューポラのハッチを開けた砲塔内は以外に明るかったのを覚えています。あと、ペリスコープの見え具合が、あたかもガラス一枚越しで見ているように非常にクリアに見えたことが印象的でした。 撮影した直後、いつかは内部再現モデルを作ろうと(まだ実現していません)、写っていない所を記憶とパンツァー誌78/4を参考にスケッチしたのがあったんですが・・・見つかりませんでした。 あのP誌78/4の内部スケッチは、概ね正確ですが弾道計算機などディティールが少し違いますので、試作タイプを元にしたのかも(それとも意図的に変えた?)しれないと当時思ったものです。
千葉歩兵学校でのデモンストレーション
戦前小型貨物自動車 日本自動車工業史稿(3)より 2001/5/27
戦前に製作された小型貨物自動車です。
キャプションでは九二式装甲兵車 昭和20年2月漢口の補給廠の前で撮影とありますが、明らかに一式装甲兵車ホキまたは一式装軌貨車です。
しかも中国大陸で実際に使用されていた鮮明な写真は珍しいものです。
所属部隊は独立速射砲第二十八大隊第三中隊
ちなみにこの大隊の装備は
一式試製四十七粍速射砲 各中隊4門配備
九二式装甲牽引車(一式装甲兵車または装軌貨車) 各中隊4台配備
自動貨車 各中隊3台
兵器他修理車 1台
指揮乗用車 1台
連絡用側車 2台